内視鏡内科

当院の内視鏡検査

胃腸症状に対しては胃カメラ、大腸カメラといった精密検査を行わなければ診断のつかない病気も数多く存在します。
胃カメラ、大腸カメラは苦しい検査というイメージの方も多いと思われますが、当院では患者様の苦痛を出来るだけ取り除く鎮静剤(軽い麻酔薬)と鎮痛剤(喉の違和感、お腹の痛みを抑える薬)を併用しての内視鏡検査を施行しております。鎮静剤使用後のリカバリールーム(回復室)も完備しており、フォローアップが必要な患者様にとって、二度と受けたくない検査から、今後も定期的に受けても良いという検査になればと様々な工夫を行っております。

大腸癌、胃癌の早期発見には大腸カメラ、胃カメラの検査が必要です

消化器癌の中でも大腸癌、胃癌は最新の統計で本邦における罹患数(2019年)、死亡数(2021年)ともに上位3番以内に入る日本人に多い癌だということが分かっています。大腸癌、胃癌のどちらも早期発見には大腸カメラ、胃カメラの検査が必要となります。
がん専門病院で消化管腫瘍の診断・治療を学んだ院長は、内視鏡検査で癌の早期発見・早期治療による患者様の健康を守ることが、内視鏡専門医としての使命であると考えております。

当院では内視鏡機器も最新鋭のものにこだわり、オリンパス社の最新内視鏡システムとスコープ(カメラ)も拡大機能を備えたハイビジョン画質の最新機種を導入しており、これらの最新内視鏡機器は早期癌の発見・診断に有効であると言われています。
現在の医療では早期の大腸癌、胃癌、食道癌はEMR(内視鏡的粘膜切除術)、ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)といった内視鏡治療でお腹を切ることなく癌が根治できることも多くなっています。院長はこの内視鏡治療も専門としており、クリニックで治療可能な日帰りポリープ切除手術は当院で施行しております。さらに、入院治療が必要なESDに関しては週1回沖縄協同病院の非常勤職員としてこれまで通りの治療を行っているため、早期癌の発見から治療まで責任を持って患者様に関わらせて頂きます。内視鏡治療では根治が難しい進行癌に関しても患者様が適切な治療を受けられる高度医療機関をご紹介いたします。

また、当院は那覇市胃がん検診(胃カメラ検診)、大腸がん検診(便検査)も実施しております。これまで受診されたことのない方も是非お問い合わせ下さい。(胃カメラ検診はオプション料金として3,000円かかります。)

当院で実施可能な検査

  • 胃カメラ
  • 大腸カメラ
  • ピロリ菌検査(ピロリ菌感染は胃癌・胃潰瘍の原因になることが分かっている疾患です)
  • 那覇市胃がん検診(胃カメラ検診)
  • 那覇市大腸がん検診(便検査)